京都府農林水産フェスティバル2011

11月27日に京都府主催で毎年開催されている「農林水産フェスティバル」に参加してきた。

京都府下では農産物関連で最も大きなイベントであり、京都府にエコファーマーとしてブースを確保してもらい、植田さんのお米、お餅、野菜を販売した。

この日は、エコファーマーファン倶楽部のメンバーである消費団体のおばさんが販売のお手伝いに来ていたので、私は様子見で少しだけお手伝いをしたのみ。お米はあまり売れなかったが、おばさんトークでお餅と野菜は完売した。やはり、販売にはどうしても女性が必要と強く感じた。

また新たな課題も浮き彫りに。新鮮野菜を売ろうとすると、少なくとも前日晩もしくは当日朝に収穫しないとならないが、この作業が農家さん一人では限界がある。売り物にするためには、収穫してから洗ったり見栄えを整えたりといった作業があり、一人でこなそうとすると売りに出せる個数が限られてしまう。たとえば、この作業自体を、都市部の消費者にお手伝いしてもらうようなイベントとして開催することはできないだろうか。

もう1点。現在、お米を2kg1800円で販売しているのだが、値段が高いため思うように売れない。そこで、他の通常JAなどに卸している1kg300円程度のお米と抱き合わせて販売していきたいと考えている。たとえば、2kg1800円の金賞受賞のミネアサヒと3kg1000円の通常のコシヒカリをセット販売し、2つで5kg2500円で販売する。そうすれば、1kg単価が500円となり、一般的な有機栽培米と同価格になる。また、味の食べ比べもすることができ、よりミネアサヒを味わうことができると思う。いずれは、植田さん以外のこだわり米も組み合わせて、お米の食べ比べセットを販売してみたい。

消費者との直接の販売を通じて気づくことはとても多く、工夫できることは何でも試していきたい。

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