京都市未来まちづくり100人委員会(第2回)

 京都市未来まちづくり100人委員会(第2回)が開催された。参加委員は30数名。最初から6グループに分かれて、与えられたテーマでディスカッション。実質初めての参加なので、最初は勝手がわからなかったが、限られた時間の中で相手の意見を聞き自分の意見をしっかりと言えたと思う。参加している委員もNPOを中心として、実際にまちづくりで活動している方が多く、議論も抽象論ではなく具体的ですごく有意義であった。

 この日のメイン・テーマは、8月下旬に開催予定の無作為抽出による市民参加型会議のあり方について、①選定方法、②講演の内容、③会議の進め方をグループ別に話し合う。しかし、期日が迫っているとはいえ市民参加型会議に対する事務局の決定事項が多すぎ、議論が制約されたと感じた。また、市民参加型会議を開催する目的がどこにあるのか十分な説明がなかったので、市民が日頃感じている様々な問題点を拾い上げることなのか、はたまた、会議に参加した市民に気づきを得て頂くことなのか、そこでの事務局と委員との間の共有が十分に図られていないと感じた。もちろん、そもそも論をしている時間がないことは重々承知しているが、ネット上での事前の議論など運営に一工夫いただきたい。

 声なき声よわき民意を汲み取る全国初の試み。この手法で一定の成功をおさめ、市民自らが問題意識を持ち自分たちで解決することを目指すようになることを切に願う。これから2年間、たくさんのことを一緒に学んでいきたいと思う。

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