桃山プロジェクト

 毎月第3土曜日に伏見区役所で「伏見を肴にざっくばらん(愛称:ふしざく)」が開催されている。”ふしざく”は伏見の地域をより良くしたいという想いのある住民の方々が集まり、話し合いを通じて幾つかプロジェクトを立ち上げ、市民自らが活動するという取り組みです。その活動の1つ「桃山プロジェクト」のメンバーの会合(忘年会?)にお邪魔させていただき、これからの伏見についてじっくりと話し合いました。

 この桃山プロジェクトは、この地域の地名が桃山であるにも関わらず、桃の木がほとんどないことから、少しでも桃の木を植えて昔の風景を取り戻そうという試みです。太閤秀吉が築いた桃山城の城山は、昭和30年代ごろまでその名の通り桃がたくさん生い茂っていたとのことです。その後、遊園地の造営や宅地の開発、更には桃の木が売れなくなったこともあり、次第にその数を減らしていったみたいです。この界隈で栽培されていた桃は、実を売るのではなく切り花として桃の木が盛んに取引されていたようです。

 これまでに古い文献からどういう所にどういう種類の桃が植わっていたかある程度わかってきたので、次は桃を植える場所探しをスタートするとのこと。この活動を盛り上げていくためには、桃山の歴史を紐解くとともに、常に未来志向で桃の木を植えることによる地域への波及効果を探求する必要がある。私としては農業関係ということで、桃の木の栽培方法を早速調べてみようと思う。

 これまで、農村地域や京都市内での活動は数多くしてきたけど、肝心の自分の住んでいる地域の活動には学校の行事を除いて参加してこなかった。その反省も踏まえ、ここ伏見に何か恩返しをしたい気持ちもあり、このプロジェクトに参加して、メンバーと一緒に活動していきたい。

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